犬と暮らす家庭で赤ちゃんを迎える時。〈対面編〉

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犬と暮らす家庭で赤ちゃんを迎える時。〈対面編〉

前回のブログ記事では赤ちゃんを迎える際に、犬たちが少しでも受け入れしやすいよう、直前に犬たちに対してしてあげられることをご紹介しました。

今回は実際に対面させる時、赤ちゃんがお家にやってくるときの犬たちへの対応についてご紹介していきます。


■犬と暮らす家庭で赤ちゃんを迎える環境づくり

犬と暮らす家庭では安全面や衛生面を考慮して、はじめはベビーベッドを使用することをお勧めします。

床に布団を敷いて赤ちゃんを過ごさせるという方も多くいらっしゃいますが、犬と暮らす家庭の場合は、やはり犬の届かない場所に赤ちゃんのベッドを用意してあげることが必要です。

さらに飛びつきなどがお落ち着いてゆっくりと授乳することができないなどという場合のために、サークルやリードで係留できる場所を確保して準備しておくことも大切です。

もちろん離れて過ごす練習は事前に取り組んであげる必要があります。

■赤ちゃんがお家にやってくる時

赤ちゃんと対面するときは、犬たちにとって久々のママとの対面でもあります。

ママと久しぶりに対面する時はそれだけで興奮しやすいので、お家で帰りを待つご家族がいるのであれば、あらかじめお散歩をしてたっぷり匂い嗅ぎをさせて犬たちの欲求を満たしエネルギー発散しておくことをオススメします。

しっかりエネルギー発散ができていてすこし疲れているくらいが、興奮せずに再会することができるのです。

ママに対しては嬉しい気持で迎えられると思いますが、赤ちゃんに対しては警戒したり不安になってしまうことがあるかもしれません。

自分の安心できるスペースであるお家に突然赤ちゃんがやってきて警戒させないよう、ママや赤ちゃんたちがお家の近くまできたら連絡をもらい、家で待つ家族はわんちゃんを家の外へ連れ出し、お外で迎えられると理想的です。

ここでは赤ちゃんの匂いを嗅がせたりはまださせませんが、ママや赤ちゃんと対面して、ママや赤ちゃんがお家に入ってからその後をわんちゃんが入っていけるようにしてあげましょう。

慣れない人に対しては、自分のいるスペースに入ってこられるよりも、犬たちにとっては先にスペースに入っているところに自分が入っていけるほうが受け入れしやすいのです。

■赤ちゃんとの生活が始まる時

いよいよ赤ちゃんがお家にやってきました。

犬たちにとって、それまでの生活と違った変化を感じることになります。

昼夜問わずに聞こえる赤ちゃんの泣き声。

それに伴って家族の動きの変化。

犬たちの生活も、いつものお散歩の時間にいけない、いつもの時間にご飯がもらえない、ということもでてくるかもしれません。

その生活に慣れてくるまでは、ママが赤ちゃんのお世話をしているときは、愛犬が興奮したり寂しくなったりしないよう、パパや他の家族がわんちゃんと遊んであげたり、撫でてあげるなどかまってあげてほしいと思います。

「赤ちゃんのお世話=自分はかまってもらえない」ではなく、「赤ちゃんのお世話=自分にも良いことがある」と教えてあげたいのです。

どの程度そのような配慮が必要かは犬たちの様子をうかがいながら観察していただきたいと思います。

まったく気にしていないようであれば、それは犬たちが赤ちゃんとの生活に慣れてきてくれているということです。

■心配ならば赤ちゃんとの対面は時間をかけて。

犬たちの受け入れ具合はその子その子で全く違います。

もし興奮など飼い主さんが心配なようであれば、直接匂いを嗅がせたりということは安心できるようになるまで避けてあげた方が賢明です。

犬たちが赤ちゃんに近づけないような管理をしながら生活してあげてください。

犬たちは泣き声や姿が見えるだけでも赤ちゃんの存在をしっかりと認識できますし、直接匂いを嗅がせないまでもそうやってゆっくりと時間をかけながら、「何事もなく生活していけた」という積み重ねができる方が大事です。

そんな生活に慣れてきたら徐々に犬が近付きたそうなタイミングで近づかせてあげて匂いをとらせてあげたいのです。

絶対にやってほしくないのは、赤ちゃんを抱っこして犬の方へ近づけることです。

これは赤ちゃんに対して不安な気持を抱えている犬に対して恐怖を与えることになり、怖い事故にも繋がりかねません。

そして飼主さんが席を外すときは必ず赤ちゃんは犬たちの届かないところへ寝かせてあげることです。

トイレなどの短い時間であっても、赤ちゃんを移動できない場合は愛犬はサークルで過ごさせたり、リードで係留して過ごさせるなど、自分がいない間にも「何事も起こらなかった」という積み重ねをしてあげるためです。

突発的に赤ちゃんが泣き声を発したとき、まだ赤ちゃんになれていない犬たちがどんな反応をするのかを保証することはできません。

愛犬が怖がりだったり、興奮しやすく他人への噛みつきなどの経験があるなど、心配な場合は1ヶ月くらいは様子を見ながら赤ちゃんとの直接的接触をさせないで、安心した生活が送れるよう見守ってあげてほしいと思います。

筆者も出産経験があり、愛犬はトレーニングは良く入っていた犬でしたが、反応性が高く、鳥を追いかけたり、他人に対して警戒しやすい気質を持った子でしたので、赤ちゃんとの直接的な接触は様子を見ながら産後1ヶ月はさせませんでした。

その後「何事もなかった」という経験を積み重ねながら、赤ちゃんの成長と共に愛犬と赤ちゃんとの関係も安心できるものになっていきました。

この記事が、これから出産を迎えるという、犬と暮らす飼い主様の参考になればと思います。

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