【コンサルテーション事例】「来客に噛みつく」

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おかかちゃん(TP 8歳 ♀避妊済み)

昨年から来客に噛みつくことがあり、最近では飼い主の帰宅時の吠えも激しくなってきたのを感じ、地域の動物病院に相談。
動物病院からの紹介でカウンセリングを受ける。

カウンセリング時のおかかちゃんは初対面のトレーナーからもフードをもらい食べることができて抱き上げや体を触ることも受け入れるフレンドリーな様子。


■飼い主様の主訴① 来客への吠えと噛みつき。

昨年から今日まで来客に噛みつくことが3回。
最近では家族の帰宅時の吠えも激しくなっているように感じる。
昨年までも来客に吠えかかることはあったが向かって行く前に抱き上げていたので噛みつくことはなかった。

【改善方法】

・飼い主さんの認識とのズレ。飼い主さんは「かまってほしくて噛みついている」という認識。
怖くて危機回避のために吠えたり噛みついたりしていることを説明。ストレス管理が必要。
・外で出会う他人と、家の敷地にはいってくる他人はまったく別物で警戒の対象となりやすいことを説明。
・おかかちゃんの過ごすスペースを安心安全と感じられるよう環境管理の見直し。
飼い主さんと相談し、日中お留守番の際には刺激の少ない2階で過ごさせることに。
夕方家族が帰宅してからはリビングのみで過ごさせ、時間的にもカーテンを閉めることができるので通行人が見えない安心して過ごせる居場所づくりにつなげる。
玄関まで飛び出していけないよう、玄関の手前に設置していたフェンスをリビングの扉のところへ移動させる。
・フードの食べ付きが良好なため、朝晩のご飯の時間にインターホンをならしてフードをばらまくことを取り組んでみる。
・実際の来客があった時のインターホンの音へも、すぐに対応できるようにフードをすぐに与えられるところへ用意しておいておく。
エネルギー発散不足があるので、1日1回朝20分のお散歩の時間を延ばし、最低でも30分、匂い嗅ぎをしっかりさせるお散歩をする。

■飼い主の主訴② 前足をなめるのをやめさせたい

気がつけば常に手をなめているのが気になっていてやめさせたい。

【改善方法】
健康状態に問題がないのであれば飼い主の関心をひくために強化された可能性があるということ。
・なめているときに関心をむけずに、暇をつぶせるおもちゃやガムを常に複数与えておき、そちらで遊んでいることに関心を向けていくように。
エネルギー発散が十分でない可能性があるのでやはりお散歩や飼い主との遊びの時間をしっかりと確保すること。

■飼い主の主訴③ タイヤに噛みつきに行く

お散歩中の自転車やバイク、車のタイヤに向かっていこうとする。
【改善方法】
・交通量の多い場所ではリードを短く管理して歩くようにして、タイヤに反応する最初の小さな動きで止められることが重要。
実際にリードの扱いをレクチャー。
・お外でしかもらえない特別な食べ物を用意し(アレルギーに考慮して)自転車や車に気づいたらかじらせながら回避する。
繰り返していくと、自転車や車をみつけるとご褒美を期待してこちらを見てくれるようになる。

■飼い主の主訴④ 呼んでも来ない

自宅でも呼んでも反応しないとのこと。

【改善方法】
・部屋の中を移動しながら、名前を1度呼んだら直後にフードをあげることを繰り返す。
実際にレクチャー。
・名前の取扱の注意点(名前を呼んでしからない・名前を呼んで犬の嫌がる事をしない)

■今後の方針

カウンセリングのアドバイスをまずは家庭で実践していく。
改善が難し場合には改めて出張トレーニングに取り組む。

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