動物取扱責任者研修で犬の問題行動と犬のストレスを扱う。

シェアする

動物取扱責任者研修で犬の問題行動と犬のストレスを扱う。

平成29年度青森県動物取扱業責任者研修を受講してきました。

今年の研修の内容はドッグトレーナーとして犬のしつけに携わる仕事をしている私にとって、とても興味深いものでした。


■犬猫の販売に携わる人は知っておく必要がある情報

研修の中で伝えられたのは、環境省主催のシンポジウム「動物の愛護と管理と科学の関わり」の内容で、主に問題行動のでやすさを母親から離す時期によって検討するということと、犬のストレスについてでした。

動物取扱業責任者研修で、科学的知見からの犬のストレスを扱うことはこれまでになかったことだったのではないかと思います。

合わせて社会化期の重要性と犬の問題行動への波及なども伝えていましたが、これはすごく意味のあるものだと感じました。

そして、多くの動物の販売に携わる人たちにとってとても重要な情報だったと思います。

問題行動の原因というものの中に、「遺伝」「社会化不足」「トレーニング」とありましたが、この「トレーニング」とは、訓練によって犬が受けるストレスが原因となるものだと理解しました。

個人的にはここをもっと深く扱ってほしいなぁと思いましたが、それ以前の母親から離す適正時期について詳しく紹介してくださっていたことも、とても重要なことであったと思います。

トレーナーであれば知っていて当然の情報ではありますが、多くの動物取扱業に携わる方でも知り得ないことのようです。

実は母親から離す以前に、問題行動への影響としては、父親の気質や妊娠中の母親のストレスなども大きく影響しますが、そのことについても、仔犬の販売に携わる人には知っておいてほしい情報です。

■犬の行動解析システム「C-barq」

研修の中でもう一つ紹介されていたのが、飼い主が飼い犬に対する質問に答えるだけでその犬の気質が判るという、犬の行動解析システム「C-barq」です。

この「C-barq」は現在日本語判は観覧ができないようですが、これと似たような行動解析のためのツールを、すでにしつけ相談のコンサルテーションに活用しているドッグトレーナーは青森にもいます。

コミュニケーションチェックシートと呼ばれる物で、これは犬の気質と飼い主の管理を点数化するもので、専門家が複合的に見ることでその犬を見なくてもその犬の気質や飼い主の関わりがある程度わかるものです。

こうした科学的に裏付けのあるツールがひろがっていくことは、効果的で犬にも負担の少ない人道的なしつけトレーニングが普及していくことにも繋がっていくと思っています。

研修ではその他、鳥インフルエンザや動物を取り巻く法律などについても伝えられていましたが、私にとってはとにかく犬の問題行動や犬のストレスを扱っていたことがとても印象深く、うれしくも感じました。

もっともっと必要な情報を発信していきます。

お問い合わせ


シェアする

フォローする

この記事をお届けした
FULFILL DogTrainingの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!