犬の行動を引き出す4つの方法【ドッグトレーニングの知識】

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犬の行動を引き出す4つの方法【ドッグトレーニングの知識】

犬に行動を教える際に、行動を引き出す手段には大きくわけてつぎの4つのものがあります。

それぞれのメリットやデメリットなどを知ることで、場面や犬の特徴に応じて、効果的にトレーニングを進めることができます。


■①誘導法(ルアー)

トリーツ(食べ物)を使って犬の口元を誘導し、目的となる行動を出やすくします。
犬にとってルアーを動かす手そのものが合図となりやすいため、ハンドシグナルへの移行がしやすいのが特徴です。

学習理論に基づいた人道的なトレーニングを行う、家庭犬のドッグトレーナーが最も多く使用する方法で、犬にとってストレスが少なく受け入れやすい方法ですが、犬の思考はほとんど働かないのが特徴です。

■②身体的(物理的)誘導

直接犬の体に触れて行動を促す方法です。

例えばオスワリを教える際に立っている犬のおしりを下に押さえつけ、物理的にオスワリの姿勢をとらせるなどです。

他にもリードを引いたり、ジェントルリーダーなどの犬具を使って目的の行動を取らせるものも身体的誘導にあたります。

体を触られることや、道具になれていない犬には不向きで、怖い思いをさせることでの副作用を招きやすいというデメリットもあります。

さらに直接触れることでの情報量の大きさと、犬の思考を必要としないので、誘導を外して合図へと切り替えていくのに手間がかかります。

■③シェイピング

いきなり目指す行動のゴールを求めるのではなく、目的の行動に近い行動を取ったことに報酬をあたえ、徐々に目的の行動に近づけていくことです。

犬の自発的な行動を主体としているので、犬の自由度が高く思考力を鍛えることに繋がりやすく、誘導を抜いていく手間がかからない。

自発行動を強化していくこの行動は、学習も早い。

ただし、トレーニング初級犬であれば自発行動が出づらく、指示待ちになって動かなくなってしまうことも。

さらにステップしていくために扱う人のハンドリング技術も必要になります。

人になれていないなど、近づけない、直接扱えない犬であっても遠隔で動作を教えることができることがメリットです。

■④キャッチング

犬が偶然とった目標となる行動を捉えて強化します。

目的の行動がでるまで待つことは時間がかかるので、この方法のみで行う場合には根気が必要です。

はじめは①や③の手法を使い、途中からキャッチングに切り替えるなど、他の手法と合わせて効果的にトレーニングを進めていくことも。

人になれていないなど、近づけない、直接扱えない犬であっても遠隔で動作を教えることができることがメリットです。

ドッグトレーニングを学んでいない一般家庭の犬たちであっても、日々の飼い主との関わりのなかで、自然とこのいずれかの方法で行動を覚えています。

それぞれにステップアップしていくための細かなスキルがありますので、興味のある方はぜひレッスン等で学んでみてください。

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