触ると咬む犬たち。伝わらない犬たちの言葉。

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触ると咬む犬たち。伝わらない犬たちの言葉。

特に柴犬の飼い主さんからのご相談で多い深刻な噛みつき。

洋犬のようにベタベタと甘えたり密着した関わりが苦手な日本犬にとって、触られることは他犬種に比べて敏感に反応せざるを得ない状況があるのです。

ここでは触ると咬む犬のボディーランゲージを読み取る大切さと、シグナルを出さずに噛みつくようになってしまう犬の状態について説明したいと思います。


■犬たちからのカーミングシグナル

私たちと違い、犬は言語を持ちません。

しかし犬も、群れで生活する習性を持つ動物。
コミュニケーションを取る手段は体の動きや姿勢を通してメッセージしています。

この犬たちの言語のことを「ボディーランゲージ」といいますが、中でも重要なのが「カーミングシグナル」と言われるものです。

「カーミング」は「落ち着かせる」という意味で、「シグナル」は「信号」。

「落ち着かせる信号」がカーミングシグナルです。

落ち着かせるのは、自分自身だったり接する相手だたりします。

体をブルブル震わせたり、後ろ脚で首のあたりを掻いたり、あくびをしたりというわかりやすいものから、目や口角や耳の形まで、約27種類あると言われている「カーミングシグナル」

緊張したり、一時的にストレスがかかった時に、リフレッシュして自分の気持を落ち着かせることや、「それ以上はやめて~」「争うつもりはありませんよ~」という他者へのメッセージでもあります。

愛犬に咬まれてしまう、という飼い主さんの多くが、このカーミングシグナルを見落としてしまっています。

「せっかくシグナルを送っても伝わらない!」

そう思った犬たちは自分を守るために、噛みつくという行動を選択するようになっていきます。

犬たちの気持は移り変わりやすいので、その都度その都度、様子を読み取りながら無理のない関わりを積み重ねてあげることがとても重要なのです。

愛犬のボディーランゲージに関心を向け、カーミングシグナルをしっかりとキャッチできるようになれば、咬まれるというところまで行動を進めずにいられるのです。

■カーミングシグナルを失った犬たち

犬たちはボディーランゲージを使って、私たちにメッセージしてくれています。

カーミングシグナルでなだめようとする犬たちのメッセージが、無理矢理さわられるなど無理強いされることで、「伝わらない!」という経験を積むと、カーミングシグナルを出すこと自体が、犬たちにとって「効果のないもの」という認識になり、ついにカーミングも出さずに、危険を察知すると突然攻撃してくるようになってしまうのです。

私たち人間の言葉を伝えてしつけをすることよりも、犬たちのもつボディーランゲージを正しく理解し、私たちも実践してあげることで簡単に良い関係を築いていくことができます。

愛犬の気持がわからない!という方は、ぜひレッスンを通して、犬たちの持つ言語を学んでみてください。

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