室内で排泄をしない犬たち【犬のトイレのお悩み】

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室内で排泄をしない犬たち


■室内排泄をしなくなるのはなぜ?

一緒に暮らす犬のトイレのご相談でよくお受けするのが、「お家の中でトイレをしなくなってしまった。できれば室内でもちゃんと排泄ができるようになってほしい。」という室内排泄のご要望です。

仔犬で迎えた際にはお散歩で外を歩かせることもなく、室内で設置したトイレでするのが当たり前だったワンコたちも、お散歩にでるようになり、お外に不安なものはないと学習していくと自然と屋外での排泄をするようになります。

天敵に見つからないよう、寝床から離れた所で排泄をしたいという犬の習性からも、とても自然なことで、特に本能の強い柴犬や日本犬犬種に多く見られるようになります。

また、日本犬犬種は我慢強く、ある程度排泄をため込んでしまえるため、長時間排泄をしない状況に飼い主さんの方が根負けしてしまい、結果的に外での排泄を積み重ねてしまうという経緯も少なくありません。

「いずれ外に出してもらえる」

屋外での排泄が習慣になり、我慢しても出してもらえることを学習した犬たちは、いざ室内での排泄を教えようとしたときに、長時間排泄を我慢するということになってしまいます。

■室内での排泄の習慣を取り戻すために

屋外で排泄の習慣が身についてしまい、室内ではしなくなってしまった犬たちに室内排泄を教えていくことは、一時的に心身へのストレスを与えることになります。

排泄のタイミングで外に出さず、我慢して、我慢して、我慢して、とうとう我慢しきれずに室内で排泄してしまったことを褒めていく必要があるからです。

当然犬たちに負担のかかることなので、老犬であればあえてはオススメしませんし、できるだけ若く健康な早期から取り組んであげるほうが良いでしょう。

「老犬になってからのことを考えると、介護がしやすいよう室内排泄を教えておきたい」という飼い主さんも少なくありません。

いざ取り組んでみると、36時間~40時間とかなり長い時間排泄を我慢する子もたくさんいます。

ここまで我慢するのも、やはり日本犬が多いです。

その間飼い主さんも、愛犬を外に出すことなく、しっかりと管理していることが必要なので、ストレスを抱えている愛犬を見ていることが辛く、お互いにストレスのかかる状態になります。

なので一旦屋外での排泄が習慣になってしまった犬の室内排泄を教え直す取り組みは、しっかりとした覚悟が必要になります。

屋外での排泄が習慣になってしまった子で、室内排泄のご希望があった場合、私は全て取り組むことをオススメはしていません。

とても労力がかかることがわかっているので、犬の状態と気質、その他のお困りごと、飼い主さんのご希望などを合わせて総合的に見ながら、室内排泄の取り組みをするか、潔く屋外での排泄のまま暮らしていくかを一緒に検討できるようにしています。

他に困っていることがあるならば、トイレを教えるためにかける労力と時間はとても惜しいものになる場合があるからです。

それでもどうしても室内排泄に取り組みたいというご要望があったときには、経過を見ながらもちろん犬の健康状態も含めしっかりと観察しながら取り組んでいただけるサポートをしていきます。

実際に取り組みをはじめて、室内でも合図で排泄ができるようになった子もたくさんいます。

■改善よりも予防が楽

犬との暮らしは長年の経験がある方や、ドッグトレーナーなどの専門家であれば様々な予測がつけられます。

特に日本犬犬種はルールが大好きで、一度屋外での排泄の習慣が身についてしまうと、なかなか改善には労力がかかることがわかっています。

であれば、迎えて成長していくその中で、室内排泄の習慣をなくさないよう生活していくことができれば、それが室内排泄をしない問題の予防となるのです。

そのために排泄するまではお散歩に行かないというルールを作り、室内で排泄する機会をしっかり日常的に与えてあげることが必要です。

お散歩にいけない日があっても、室内排泄の機会を作るという目的であれば良いのです。

事情がありお散歩に出られないこともあるでしょうから、そういった時のために日頃から室内排泄の習慣を持たせてあげることが必要です。

※だからといってお散歩にいかないのを良しとしているわけではありません。
基本的にはお散歩には日々連れ出してあげてください。

まだ仔犬を迎えたばかりという方は、ぜひこのあたりも意識して、愛犬との暮らしを過ごしてみていただきたいと思います。

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