ドッグトレーナーは稼げる?

シェアする


ドッグトレーナーは稼げる?

動物病院とドッグトレーニング施設に10年勤め、現在はフリーランスのドッグトレーナーとして活動しています。

「ドッグトレーナーは稼げない」
これは専門学校時代から私がずっと聞いてきた言葉です。

現在はフリーランスのドッグトレーナーとなった私が思うことを綴ってみたいと思います。

ドッグトレーナーという職業はまだ多く認知されていない珍しい方の職業だと思っています。
実際どんな仕事をしているのか、どれくらい収入を得られるのかをしらない人も多いかと思います。


■ドッグトレーナーの雇用は少ない

ドッグトレーナーになりたい人は、大抵は専門学校に入りトレーニングに必要な知識と技術の基礎を学びます。

ここまでは動物看護師やトリマーと同じなのですが、卒業を間近に迎える頃、トレーナーを目指す専門学生たちは岐路に立たされるのです。

「ドッグトレーナーとしての雇用先がない」

専門学校を卒業した程度では、起業して個人でドッグトレーナーとして活動していくのは難しいです。
何年か実務経験を積みながら犬や飼い主さんと関わる中で育ててもらい、フリーランスでもやっていける知識や技術を身につけていけるのですから。

雇用先がないと当然ドッグトレーナーの道をあきらめる子たちもたくさんいます。

特に東北にはまだまだドッグトレーニング施設も少なく、雇用も少ない状態です。

私の専門学校のしつけトレーニング科の同級生たちも、私の他にドッグトレーナーの職につけた子は一人もいませんでしたから。。。

「知り合いにドッグトレーナーがいる」という人も少ないのではないでしょうか?

「ドッグトレーナーの方に初めてお会いしました」といわれることもよくあります。

そんな中で稼げる稼げないの話以前に、ドッグトレーナーを志す子たちがあきらめなければならないといった状況があるのです。

ではドッグトレーナーは社会に必要ではないのでしょうか?

■ドッグトレーナーって需要がない?

犬猫の殺処分の頭数は年々減ってきてはいるものの、その持ち込みの原因の中でも大部分を締めているのが「しつけの問題」です。

これは飼い主さんが正しい知識を学び身につけることで防ぐことのできるものです。

本当は人間の子どもと同じように犬にも、そして犬を迎える飼い主さんにも知ってほしいことや学んでほしいこと、取り組んでほしいことがたくさんあります。

それを伝え教えるのは誰でしょう?
ドッグトレーナーです。

近年のペットブームで、益々言われるようになった飼い主のしつけの意識や、マナーの意識の低下。
マナーを啓発したり、犬嫌いな人を減らしていくための教育活動や啓発活動をしていくのは誰でしょう?
ドッグトレーナーです。

命あるものの扱いや安全な関わり。自己の防止のための子どもたちへの教育をしていくのは、動物嫌いになる子どもたちを減らし、動物が苦手な人への配慮を飼い主さんたちに伝えていくのは誰でしょう?
ドッグトレーナーです。

言葉を話さない犬に変わり、家族に現状を伝えお互いに暮らしやすい関係や関わりへ導いていくのは。
犬とのHAPPYな暮らしを守っていけるのは。。。

犬好きな人と、犬嫌いの人がごちゃまぜに生きているこの社会で、お互いの共生を目指して橋渡しになっていける存在がドッグトレーナーだと思っています。

子どもよりもペットと暮らす人が多い現代の日本。
ドッグトレーナーは足りないくらいと思っています。

雇用先は少ないけれど、需要や必要性は他確かにあるのです。
ただしそこにお金をかけられる飼い主さんが少ないのも事実で、ドッグトレーナーがどんな風に役に立つのかを知らない人も多いように感じます。

■ドッグトレーナーは稼げない?

運良く雇用先に受け入れられドッグトレーナーになれた人たちも、生き物を相手にした仕事ですから、長時間の労働は避けられません。
長時間の勤務に対してのお給料も、多いとは言えません。
見習いという言い方があっていると思いますが、学ばせてもらうという立場で働きます。
頭数をこなしても、勉強させてもらうという立場もあるので、雇用されている立場では満足なお給料を得ることは難しいのが現状です。
それでも動物が好きでこの仕事につく子たちばかりなので初めのうちはみんなきらきらと目を輝かせながら学びながら頑張ります。
中には仕事に価値を見いだせずに、長時間労働と高くはないお給料だけを見てやめていく人もいます。

でもしっかりと経験を積み、必要な人たちに届けられるよう活動していくことができればフリーランスとして独立したときに、しっかりと収入を得ていくことはできると思っています。
体一つで知識や技術を提供できる仕事ですから、確かな実力さえあればちゃんと収入を得ていくことができます。

私もフリーランスになり半年以上がたちましたが、動物病院との提携や、周りの応援してくださる皆様や意識の高い飼い主さんの応援、協力を受けながら、勤めていた頃の収入はすぐに超えることができ、今も着々と収入を上げるとができています。

それだけ必要としている方が多いことや、知識と技術を役立ててもらえていると感じています。

ただし日々進歩し、研究や実験など新たな情報がどんどんアップデートされるドッグトレーニングの世界では、常に学び成長し続けることが必要だと思っています。

どんな仕事もそうだと思うのですが、信頼や信用が大前提で、その上での確かな技術提供。

それがなければフリーランスのドッグトレーナーとしては貢献していけないでしょう。

青森ではまだまだフリーランスのドッグトレーナーは少ないので、私が多くの価値を伝えていけるドッグトレーナーの道を切り開いていきたいと思っています。

10年勤めた会社で働くドッグトレーナーの後輩たちや、これからドッグトレーナーを目指したいという若者たちの希望になれるような働きがしていきたい。

ドッグトレーナーの雇用が増えること。
ドッグトレーナーがまとうな収入を得ていくこと。
犬を飼う人たちが必要な教育や情報提供を受けられるよう意識があがること。

そんな未来へ向かって目の前のことひとつひとつ大切にしていきたいと思っています。

お問い合わせ


シェアする

フォローする

この記事をお届けした
FULFILL DogTrainingの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!