本能を強く持つ犬たちと上手に暮らしていくために。。。

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本能を強く持つ犬たちと上手に暮らしていくために。。。

長い年月、人と生活を共にしてきた犬たちは、人の役に立つように様々に品種改良を繰り返され繁殖されてきました。

そこでは狩りや牧羊、闘いなどのために、より本能行動が強くでるように改良された犬たちもいます。


■犬たちの持つ本能が「行動問題」につながる?

そんな本能を強くもつ犬たちと一緒に生活することを選択したときに、私たち人間にとって「暮らしづらい」と感じることが出てきます。

それは「問題行動」と言われるのですが、そんな行動が出やすく繁殖された犬たちにとっては問題でもなんでもなく、自然に出てしまう当たり前の行動だったりするのです。

以前ご紹介したモーターパターンというのもその本能行動のひとつで、ドーパミンが出続け、そこに意思や感情はなく、ふと気づいた時に「あれ?なんでこれをやってたんだっけ?」というように、犬自身も我に返るような、それが強烈な本能の力なのです。

そんな犬たちにとっては当たり前の「本能行動」ですが、確かに私たち人間と暮らしていると不都合になる場合が多いのです。

お散歩中の車追いや、他人他犬への吠えや噛みつき。
家具や布製品などの破壊。
小さな子どもを襲うなどなど。。。

一度本能行動の興奮状態に入ると、ふと我に返るまでは犬自身が自分を抑えることは出来ずに大きなトラブルや事故を招いてしまうことにも繋がります。

もともと犬種的に本能行動の出やすい犬種はもちろん、愛玩犬種であっても本能を不用意に刺激しない生活というのがとても大切なのです。

■本能行動を抑制するためにできること

人間もそうなのですが、犬たちには本能をつかさどる脳と、思考をつかさどる脳があります。
その中でどちらか一方の脳しか使うことができません。

本能行動がでている時には、思考をつかさどる脳が働かないため、冷静に物事を判断したり自分で自分を落ち着かせるということができなくなります。

日頃から本能の脳をつかうような興奮状態に入れないことと合わせて、この思考をつかさどる考える脳を鍛えるということが、犬たちとの穏やかな暮らしのために役立つのです。

本能行動を出させるオススメしない習慣として、ボール遊びなどの物を追わせる遊びと合わせて、知育おもちゃを与えることもシチュエーションには気をつけなければなりません。

犬たちが穏やかに過ごすための、欲求を満たす長持ちトリーッとしては、転がしたり追いかけたりして食べる知育おもちゃではなく、両前脚でつかんでじっくりと噛んで落ち着いて楽しめるガムなどがオススメです。

犬たちにとって噛む行為は、満足感を得られながら落ち着きも取り戻せるとても大切な行為なのです。

■考える脳を育む

これは最近の研究でわかったことらしいのですが、犬たちは一時的な興奮状態や緊張状態から自分自身で落ち着けることに心地良さ、快適感情を感じるそうなのです。

この「自分自身で落ち着く」という自己解決能力を養うためには、思考力、「考える力」を育むことが有効なのです。

そのために「物事ははやく諦めた方が得だ」と感じられる様々なトレーニングもあります。
これを取り組んでいくことで、犬たちの思考力を鍛えて自己解決能力を高めるだけでなく、飼い主さんとの関係性も整ってくるのです。

物事はだれが握っていて、誰の許可のもと得られるのか。
そのためにどうしたら良いのか。

そこに気づかせてあげる関わりはいつからでも取り組むことができます。

逆にしつけの相談でいらっしゃる方には必ず取り組んでいただくことでもあります。

まずは日頃から犬たちの本能を刺激する興奮する遊びなどは避けること、そしてコミュニケーションの時間にもなる考える脳を育てるトレーニングの時間を設けてあげること。

今よりもワンランク上の楽しく穏やかな犬との暮らしを目指していきたいですね。

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