早い安いまずい!犬を叱るのは簡単だけど効果がないということに気づいて。

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早い安いまずい!犬を叱るのは簡単だけど効果がないということに気づいて。

子どもや犬に対して、親や飼い主が叱る場面を見ることは珍しくはありません。

人は簡単にできて効果がすぐに出ていると感じるものは選択しやすいので、珍しいことではありませんが、そのことが本当に問題解決に繋がってはいないことを知ってほしのです。


■叱ることと注意の違い

叱ることはオススメしませんが、行動を止めるための注意は必要です。

それが注意のレベルなのか叱っているのかは、問題となる行動を起こす手前なのか、やってしまった後なのかの違いだけなのですが、行動を起こしてしまった後に叱るということは効果がないばかりか悪影響だったりもします。

なぜならばそれは根本的に解決していることにはならないから。

だから叱っているのに行動が改善されていないと感じるのであれば、それは効果的ではないということに気づいてほしいのです。

私たちに必要なことは、コントロールするために好ましくない行動を叱るのではなく、問題となる望ましくない行動がでないよう管理しながら、好ましい行動を教えていくことです。

■他犬に吠えかかる、唸る。

よくある相談の中に他犬に対して吠える、唸るなどの問題あります。
大抵の飼い主さんは相談にこられるまでにいろんな対策に取り組んでいます。

・「ダメでしょ!」と叱る

・犬の嫌がる大きな音をたてる

・対象となっている他犬から距離を引き離す

・抱き上げる

などなどすでに起こってしまった行動に対して様々に対処します。

ではその結果どうでしょう?
その後同じようなことは繰り返さずに行動は改善しているでしょうか?

答えはNoです。

その場では吠えや唸りはやむので、飼い主はその対処が効果的と勘違いし、周りから見ればそれは「コントロールがとれている」と評価されるのかもしれません。

でも同じ事を繰り返していては、その場限りの対処でしかなく、犬たちにどうしていて欲しいのかを伝える作業が欠如している状態です。

それは犬たちにとってフェアーな優しい関わりと言えるでしょうか?

犬たちは環境を選ぶことができません。

吠えることも、唸ることも、飼い主がその環境をつくっているのです。

そこで叱ることや罰を与えることは効果的ではないばかりか、犬たちに好ましい行動を教えることに繋がらず、同じストレスのかかる状況を繰り返させてしまうことになっているのです。

■好ましい行動を教えましょう

好ましくない行動は経験させないよう、環境や状況を管理しながら好ましい行動を教えていきましょう。

それは犬たちに余計なストレスをかける必要なく、ルールを教えてあげることに繋がります。

トレーニングに取り組みながら、他犬に出会って吠えてしまう、唸ってしまうという経験を1回させてしまうと、その後20回以上同じシチュエーションで吠えずに穏やかに過ごすという経験を積み重ねなければ、改善させることはできません。

それだけ好ましくない行動は経験させないよう管理することが重要なのです。

苦手な対象に対して「吠える、唸る」。

それをさせることの重みを感じてほしいのです。

そして受け入れられるレベルから、穏やかに落ち着いて過ごす練習を積み重ねていってほしいと思います。

それが犬に優しいフェアーなトレーニングです。

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