犬と人との関係に主従関係はいらない?損得で生きる犬たち。

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犬と人との関係に主従関係はいらない?損得で生きる犬たち。

犬たちは全てを需要してくれる?

愛情を持って接したら通じ合える?

なめられたらいけない?

犬に見下されてはいけない?

歴史的にも私たち人間のそばで長いこと暮らしてきた犬たち。

ほんの二十年くらい前までは、飼い犬とはしっかりと主従関係を築かなければならないだとか、上下関係をちゃんとつけなければならないと、それがスタンダードな情報として言われていました。

ですが時代と共に様々なことがわかり、今の家庭犬と飼い主の理想の関係というものがより明確にわかるようになってきました。


■お仕事をする犬と家庭犬との違い

警察犬や盲導犬、介助犬は人の元でお仕事をする犬たちです。
そこでは任務を遂行できることが一番の重要課題であり、そこには家庭犬と飼い主との信頼関係以上に優先しなければならないこともあります。

そこでは主従関係、上下関係のような関係が求められたりということも少なくないのでしょう。

ですが、一般家庭で飼われている犬たちは家庭犬であり、接する人も犬の専門家ではない飼い主です。

特別な訓練などは必要ありませんが、最も重要なことは愛犬と確かな信頼関係を築くことなのです。

信頼関係を具体的に定義してみると

・お互いに安心安全と感じられる関係であること
・嫌なことを無理強いしないこと

・苦手なことは少しずつ慣らしてあげること

この3つの関わりが必要なのですが、主従関係・上下関係を意識するあまり、犬に無理強いをしてしまい力で強制しようとすると、逆に信頼関係を構築できずに攻撃性を高めてしまうことにもつながるのです。

上下関係ではなく、お互いに安心できる存在であること。

今の家庭犬と飼い主にはパートナーシップのある関係が求められていて、それが行動問題の予防や改善にも必要なのです。

■損得で生きる犬たち

ではなぜ「犬たちは順位付けをする動物」という話が長いこと信じられていたのでしょう?

それは犬たちと飼い主の振るまいによってそう勘違いされてきたからです。

パパの言うことは聞くけれど、ママのいうことは聞かない。

こんな話もめずらしくありません。

あたかも順位付けがあるように感じますが、実は犬たちは順位ではなく、対その人との関係性の中で「自分がその人に対してどう振る舞ったら得なのか」を常に天秤にかけて行動しているのです。

パパの言うことをきくと得なことがあったり、ママの言うことを聞いても得がなかったりということを犬たちはちゃんと学習しているのです。

ただし「言うことを聞かなければ怖い目にあうから」。

これも怖いことを回避するための得なこととして言うことをきく動機なります。

でもこれはHAPPYな関係性といえるでしょうか?

「パパ、ママのいうことを聞いたら楽しい得があった♪」と感じてもらうことができたら、理想的なパートナーシップを築けていると言えるでしょう。

これは決して甘やかしていということではありません。
順位付けの特徴について、犬に100%当てはめることはできないのですが、ひとつだけ参考にできるオオカミの群れの研究がありますので、それも後々ブログで記事にしていきたいと思います。

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