愛犬が物音に吠えて困る。暑い夏でも窓は開けないで!!

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愛犬が物音に吠えて困る。暑い夏でも窓は開けないで!!

この暑い夏の季節になると、決まって相談が増えるのが家庭で暮らす犬たちの物音への吠え。

これを改善したいという飼い主さんのご相談がとても多いのですが、なぜこの季節なのかというと。。。

暑くて窓を開けることが多くなるから。


■犬が外の物音に吠える理由

犬たちは私たち人間よりも遙かに強い本能を持っています。

・捕食
・危機回避
・繁殖

この3つの本能が、犬たちの問題行動と呼ばれるものの原因の多くを占めています。

その中で今回のテーマである「外の物音への吠え」は、危機回避の本能が大きく影響しているのです。

犬たちにとって自分が長い時間過ごす家は「いつも安心安全であってほしい場所」なのです。
危険が迫ってくるようなことがれば、自分の安心できるスペースを守るために吠えたり、マーキングなどの行動がでることはとても自然なことなのです。

そして往々にしてそこには学習も大きく関わってきています。

例えば

・外で郵便屋さんのバイクの音がした。
・子どもたちの下校の賑やかな声が聞こえた。
・近所で工事が始まり、大きな音がした。

こんな社会では良くある光景が犬たちの吠えのきっかけになります。

それまで穏やかに過ごしていた場所で聞き慣れない音が鳴る。

それは犬たちにとって安全なスペースを脅かされるかも知れない恐怖の音なのです。

様々なきっかけで吠えている最中、ずっとその音が鳴り続けているのであれば余計な学習が進まずに済むのですが、そうはいきません。

どういうことかというと、郵便屋さんは郵便を届けたら去っていきますし、下校中の子どもたちもたまたま通りすがっただけなのでその場に留まっていることはなく通り過ぎていってしまいます。
工事の音も鳴ったりやんだりとずっと鳴り続けていることはありません。

大体が犬たちが吠えている間にいなくなってしまい、嫌な音もなくなってしまうのです。

これが何を意味するかわかりますか?
犬たちが学習していることは、「吠えたことで危険な対象を追い払えた」です。

この経験が積み重なれば積み重なるほど、「嫌なものを追い払うのに自分の吠えは有効なんだ」と間違った学習が進んでいくのです。

■原因を取り除く

怖がりな子に対しては特に、避妊去勢手術をして過度に警戒しなくても大丈夫な管理は必要ですが、そのほかにも物理的に外の音が聞こえないよう、窓をあけないという選択をしてほしいのです。

電気代はかかりますがエアコンなどで室温調整をしていただきたいです。

それが吠えのきっかけを防ぐことであり、余計な学習を積ませないために最も必要なことです。

私はドッグトレーナーなので犬の行動を教えるプロではありますが、行動を教えるだけでは犬の問題行動は改善することができません。

その問題となる行動がまずは起こらない状況を作りながら、苦手な物音には少しずつゆっくり慣らしてあげられるような取り組みが必要だからです。

日常的に吠えるという状態がありながら、いくら正しい行動を教えようとトレーニングに取り組んでも改善していくことはできないのです。

窓を開けなくても外の物音に吠えているというのであれば、犬が外の音が気にならないくらいの音量で、部屋の中でBGMをかけてあげる必要があります。

それによって音への反応するレベル(閾値といいます)をあげることができるのです。

静かな場所に響く大きな音は大きな刺激で、犬たちにとっても反応してしまいやすい対象ですが、ある程度音がある場所に多少の外の音が加わっても反応せずにやりすごせるのです。

その度合いは犬それぞれに違いますので、まずはお家で吠え続けることのない音の環境づくりを見直してみてはいかがでしょうか?

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