問題行動を改善しよう!犬の感情を変えるために行動を変える。

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問題行動を改善しよう!犬の感情を変えるために行動を変える。

今日はワンコの、主に恐怖や不安から現れる吠えや噛みつきなどの問題行動を改善していくトレーニングについて書いていきます。


■自然な行動から学習していく

『それ以上近づかないで!!(怖いから)』

『それ以上触らないで!!(怖いから)』

犬たちが吠えや噛みつきで嫌なものへ対処しようとすることはとても自然な行動なのですが、私たち人間と一緒に暮らしていると
やはりそれは問題行動となります。

でもそれ以前に、犬たち自身が不安や恐怖により、過剰なストレスを抱えていることを問題視したいのです。

そうまでしなくては不安な気持ちを察してもらえない!!という犬たちの悲痛な叫びでもあるわけです。

・窓から見える通行人に吠える

・インターホンに吠える

・お散歩中に出会った他人、他犬に吠える

・体を触ろうとすると噛み付く

・他人が近づくと噛み付く。。。etc

はじめはどうしようもない不安や恐怖に対応するために(たまたま)とった行動が、効果がある!!と学習につながるまでにそう時間はかかりません。

なにせ根本原因は不安や恐怖という感情にあるのですから。そういう学習をした犬たちは、困った時や対処できない過度なストレスがかかった時に、当然吠えや噛みつきの行動を一番に選択しやすくなっていきます。

■感情を扱うドッグトレーニング

不安や恐怖の感情を変えていかなければ、根本的解決にいたることはできないのです。

そこで私たちドッグトレーナーがしていくことは、吠えや噛みつきに変わる別の行動を教えていくこと。

不安や恐怖の対象となっているものよりもはるかに気になる魅力的なものを準備してトレーニングしていきます。
(食べ物を使ったトレーニングが主です)

まずは不安や恐怖の対象となるものとセットで、(その対象からの距離、大きさ、強さに配慮しながら)魅力的なものが出てくると伝えていきます。

不安や恐怖の対象となるものと魅力的なもの(美味しい食べ物)がセットで出てくると気づいた犬たちはすでにあまり不安や恐怖の対象となるものを気にしなくなってきます。

『それよりもご褒美もらえるんですよね!』

というポジティブな感情を抱くようになります。

そこからは、オスワリやフセやアイコンタクトなどの、吠えや噛みつきではない行動を選択してもらいやすいよう教えていきます。

これは、人の脳の仕組みと同じです。

ポジティブなものも、ネガティヴなものも、感情は直接的にコントロールすることはできませんが、行動は直接的にコントロールが可能なのです。

直接的にコントロールが可能な行動を、不安や恐怖ベースのものからオスワリ、フセ、アイコンタクト変化させていくと、感情もポジティブなものに変わっていきます。

『行動』を変えると『感情』が変わるのです。

『行為』と『思考』は『感情』と『生理反応』に連動する。


※選択理論心理学(全行動)の図
(前輪の働きに後輪が作用される)

選択理論心理学の中で言われている『全行動』の仕組みを理解して応用できるものがドッグトレーニング(行動療法)なのです。

トレーニングの仕組みとしてはとてもシンプルでわかりやすいですよね。

ただし、不安や恐怖ベースの問題行動を改善していくためには、非常に高い観察力とスキルが必要です。

愛犬の不安や恐怖がベースの問題にお困りの飼い主さんは、ぜひ早めに地域の有能なドッグトレーナーにご相談ください。

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