子育て、犬育てで叱ることが効果的じゃない理由。

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子育てにおいても
犬育てにおいても、
叱ることや怒ることは
効果的ではありません。

効果的でないことは
人や犬の学習の仕組みからも
言えることなので
そのことについて説明していきます。


■犬育てと子育ての共通点とは?

なぜドッグトレーナーの私が
子育て中のママに対して
より良い関係の築き方や
自立を促す関わりについて
伝えているのか。。。

それはドッグトレーニングを通して
より良い関係の気づき方を
学ぶことができたから。

子育てと犬育て、
それぞれに目的は違うとしても、
学習の仕組みやより良い関係の築き方は
全く変わらないのです。

学習理論や行動分析学を
正しく理解しているドッグトレーナーは
「犬に対して叱る」という方法は
取る必要がないとわかっています。

取る必要がないばかりか、
行動を悪化させたり、
関係を遠ざけてしまう害になり得ることも
理解しています。
なので犬を叱ることはないですし、
飼い主さんに対して
叱る指導をすることもありません。

目指すところは、
お互いに安心安全と感じられる
信頼できる関わりの中で、
環境や仕組みを整えながら、
犬が自ら望ましい行動を選択しやすいよう
ルールを教えていくことです。

ここに関しては
子育てもまったく同じです。

子育ての場合は特に、
叱る、怒るという関わりで
「自立」が妨げられることが
たくさんあります。

親の怒り感情のままに
子どもに向かっているとどんなことが
おこるでしょう?

■叱ること、怒ることで得られる結果とは?

「自分のとった行動の後に
自分にとって嫌なことがおこると
その行動は減っていく」

これは学習理論のオペラント条件付けの
「正の弱化」にあたるのですが、
犬育てにおいてもこの方法は
おすすめしていません。

特に人を介して嫌なことが与えられる
ということに害が生じます。

・その人のことを恐れる
・恐れが波及し(広がり)自信がなくなっていく
・「その人の前ではその行動をしない」という
意図とは違う学習をする
・人の顔色をうかがって自分の行動を選択していくようになる
・叱る、怒るの強さを強めていかないと
効き目がなくなってくるのでエスカレートしていく
・人との関係を築くことに消極的になる
・恐怖を感じていると正しい学習がしづらい(なにをしたら良いかわからない)
→学習性無気力につながる

・反発心を招きやすい

これらは私たち親や飼い主が望んでいることでしょうか?

本当はもっと違った関わりができたらと
感じているはずです。

実際に犬のしつけ相談にいらっしゃる
飼い主さんも、
これまで散々しかりつけて、
それでも望んだ効果が得られずに
悩んでいるのですから。。。

これ、子育てに悩むママたちも
まったく一緒ですよね。

なにかこれまでとは違ったアプローチが必要なのは
言うまでもありません。

そのために効果的な
関わりについて知ることは必要ですが、
そのもっと前に私が一番大切だと感じているのは
関わるママたちや飼い主さんが
まずは自分自身を良い気分でいられるよう
満たしていくことだと思っています。

■自分を満たしていくことが一番重要なこと。

怒り感情や落ち込み感情を抱くことは
人間としてごく当然のことです。

でもそこに支配されていては
どんなに良い関わりを知っていても
効果的な行動を選び取ることはできないのです。

だからまずはそんなときに
すぐに対応するのではなく
一呼吸おいて、
自分をクールダウンさせる
行動をストックしていくことから
オススメしています。

そして日頃から
自分をHAPPYに保つことを
何よりも大切に過ごしてほしいのです。

自分が満たされていないのに
他者に与えようとしても
どんどん枯渇していくだけで
より良い関わりや関係作りが
できるわけがないでのす。

自分と満たしていくことを
「責任」と捉えられる。。。

まずはそのことに意識が向けられる
飼い主さんやママたちが増えていったらいいな~と
思うのです(*^_^*)

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