犬の水の飲み方知っていますか?

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犬の水の飲み方知っていますか?

今日は犬の福祉に繋がるお話。

みなさんは「5つの自由」という言葉を聞いたことがありますか?
世界では「5freedom」として有名なものですが、これは動物の福祉を守る基準として作られたものです。


■動物の福祉を守る「5つの自由」

1. 飢えと渇きからの自由 Freedom from Hunger and Thirst

健康を維持する為に生物学的に適切な食べ物をその時の状態に合わせて与えること。
いつでも新鮮な水を飲める状態にすること。


2. 痛み、負傷、病気からの自由 Freedom from Pain,Injury or Disease

怪我や病気を予防するために適切な健康管理を行うこと。
早期発見に努め十分な動物医療を施すこと。
また、人が痛みを与えることのないように接すること。


3. 恐怖や抑圧からの自由 Freedom from Fear and Distress

精神的苦痛、過度なストレスとなる恐怖を与えず、それから守ること。
動物も痛みや恐怖、苦痛を感じることを理解し、もしその兆候があれば原因を特定して軽減に努めること。


4. 不快からの自由 Freedom from Discomfort

快適で安心して休める環境を用意すること。
・温度や湿度が適切であること
・雨、風、炎天下の日差し、騒音などにさらされることなく、静かに気持ちよく休めること
・身動きもできないほど狭い場所でなく、自由に体の向きを変えられ、立ったり横たわったりできること
・糞尿にまみれることなく、清潔な状態に保つこと


5. 自然な行動をする自由 Freedom to Express Normal Behavior

生態・習性を発揮できる環境を与え、自然な行動が行えるようにすること。

■「5つの自由」から犬たちの管理を考える

「そんなこと当然でしょ?」「当たり前のことしか書いていないじゃないか!」そう思われますか?

では「1.飢えと渇きからの自由」について、今日は犬への水の与え方についてお話したいと思います。

様々なドッググッツがある中で、犬の水飲みもいろいろなものがありますね。
その中で私が唯一オススメしないものがあります。

それはペットボトルのタンクに水を入れ、ノズルの先端に金属のボールがついている部分をペロペロとなめ取るようにして飲むタイプのものです。

なんでこんなものが商品になっているのかと不思議でならないのですが、犬たちの水を飲む舌の構造からいっても、この水飲みで上手に水を飲むことはできません。

なぜならば犬たちは舌の表面で水をすくい上げて飲んでいるのではなく、舌の裏側を使ってなめ取るように水を飲んでいるのです。
↓こうではなく

↓こうが正解


なのでノズルタイプの水飲みは上手に飲みたいだけ飲むということが難しく、ほとんどこぼしてしまっている子の方が多いのです。

でも実際この道具を使っている飼い主さんは少なくないのではないでしょうか?

器を転がしてしまうから、汚れてしまうからと、この道具を選択される方が多いようですが、実際わんちゃんは満足にお水を飲むことができていないので、器で与えることをオススメしています。

このように道具選び一つにしても、本来犬たちが必要としているものとは違う形で提供していることがあってりするのです。

今一度、愛犬の道具選びについても考えてみていただければと思います。


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