犬に癒やされるということ。

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犬に癒やされるということ。

犬と暮らす人の中には、犬たちとの暮らしで癒やされたいと願って迎える人も多いようです。
しつけ相談をしていると、「家族の癒やしのために迎えたのに」「こんなはずじゃなかった」と行動問題に悩む飼い主さんの声も多く耳にします。

「犬は人間を癒やしてくれる存在」

そんなイメージはアニマルセラピーという言葉やイメージからも、良くも悪くも広く認知されるようになりました。

本当に犬たちは私たち人間を癒やしてくれる存在なのでしょうか?

人間がどのようにして動物たちから「癒やし」を得られるのかを、説明していきたいと思います。


■環境を把握するバロメーター

まだ人間が文化的な生活をする前の原始時代、動物たちは人間にとって食料であり、天敵であり、環境を把握するためのバロメーターでもありました。

特に人が危険を察知したり、安心できる状況だということを感じるための、環境を把握するためのバロメーターというのが、人が感じる「癒やし」に大きく繋がっているのです。

人間にとって危険ではない草食動物たちが、草やをゆっくりはんでいる姿や、お腹を出して休んでいる姿から、それを見る人は「ここは安心できる場所だ」ということを感じることができました。

「動物たちが穏やかに過ごしているから、少しここに腰を下ろして休もうか」

というように、人間も落ち着いて良いんだと感じることができました。

そのとき、血圧は下がり、心拍も激しくなく、呼吸も深い状態になります。

リラックスした状態、それが「癒やし」そのものなのです。

逆にさっきまでゆっくりと過ごしていた動物たちが、急に走り出し一斉に慌ただしい様子になったら、人も「危険が近づいている!ここは危険だ!」と感じ、血圧や心拍、呼吸数も一気に上昇します。

これがストレスです。

このように昔から、人は動物たちの安心して穏やかに過ごす姿を見てリラックスし、そうではない動物たちの落ち着かない様子を見て、一緒にストレスを感じてきたのです。

これは私たち人間の中にもある「本能」から来ているものなので、動物と暮らしたことのない人でも、動物たちがまったりゆっくりと安心して過ごす姿を見ると癒やしを感じるようになっているのです。

■情緒は連動する

このように、一緒に過ごす動物たちと私たち人間との情緒は、本能の深い部分で密接に連動しています。

一緒に過ごす動物たちの状態によって、癒やしを得ることができたり、逆にストレスを感じたりもするということです。

私たち犬と暮らす飼い主に必要なことは、一緒に過ごす犬たちが日頃から過度なストレスを感じないよう配慮してあげることです。

エネルギー発散や、安心できる吠え続けたり怯え続けることのない居場所を与えてあげること。

そうすることで、満たされた犬たちから「癒やし」という幸せ感に溢れた恩恵をこちらも受けることができるのです。

そして情緒の連動は双方向。

人から動物へも影響を与えています。

犬たちは人の吐く呼気の成分で、ストレスを感じているのか、リラックスしているのかをかぎ分ける力があります。

犬が人の気持がわかると言われる一つの科学的根拠とも言えるかと思います。

犬たちと穏やかにhappyに過ごしたいと願うのであれば、飼い主である私たちは犬と自分自身両方を満たしていけるような取り組みが必要と言えるでしょう。

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