基調講演「ペットと暮らす老後を考える~アニマルセラピーの効果~」レポ③

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基調講演「ペットと暮らす老後を考える~アニマルセラピーの効果~」レポ③

■人間同士にはない、動物がもたらす効果

レポ②に示した通り、ペットたちと人間は、人間同士と同じような関係性を持つことがわかっています。

ペットは「家族の一員」として見なされることが多いのも、ペットと暮らしている人にとっては大きくうなずけることかと思います。

ここでレベッカ先生がおもしろい検証を紹介してくれました。

被験者に対して、難しい数学の問題を解いてもらうという、とてもシンプルな実験なのですが、被験者には3つの条件を選択してもらいます。

1、友人といて問題を解く

2、パートナー・配偶者といて問題を解く

3、実験者の愛犬が部屋の隅に座っている部屋で問題を解く

このなかで最も優秀な成果をあげたのはどの条件を選択した被験者だったでしょうか。

会場内で自分が一番優秀な成績をあげたと思われるものにそれぞれ挙手をもとめていましたが、全てに手が上がっていました。

実は一番成績がよかったのは、犬と一緒の部屋で解いた被験者だったのです。

AAE(動物介在教育)の取り組みの中でも、その効果はすでに様々な成果を生んでいます。

「動物がいれば授業に集中できなくなるのではないか」という意見とは裏腹に、動物たちは子どもたちの集中力を引き上げ、学習を促進してくれる効果まで生んでいるのです。

■ペットたちが与えてくれる「楽しみ」

ここでペットと暮らす人々にとって、ペットがどれほど大切な存在であるかを認識できる、おもしろい報告をきくことができました。

もしも家族で航海をしていて、突然船が沈みはじめたら、あなたはどの順番で助けますか?

配偶者・子ども・ペットこの3つに優先順位をつけてください。

こちらは男性と女性で回答が違っていました。

男性の場合、1位が子ども、2位が配偶者、3位がペットというのに対して、女性は1位が子ども、2位がペット、3位が配偶者とのことでした。

世のパパたちはがっくりしたかもしれませんが、自分でどうにかできるでしょ!と思われているのかもしれませんね(笑)

ペットたちは私たち人間にとって、ただ単に大切な存在というだけではありません。

会場のみなさんにむけて、こんな質問も投げかけられていました。

「この中でペットに赤ちゃん言葉をつかっている人はいませんか?」

「この中で自分のペットにクリスマスプレゼントを買う方は?」

「ではこの中でペットのためにバースデーパーティーをする人は?」

会場内の割とたくさんの人が手をあげていました(笑)

「おかしですよね~(笑)私も含めて(笑)」

ペットたちは私たちに楽しみの機会を与えてくれます。

それは暮らしをより豊なものにしてくれる、とても大きな存在なのです。

まだ、アニマルセラピーの有用性までたどり着けていませんが、レベッカジョンソン先生の講演会レポはまだまだ続きます。。。

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