青森でも地域猫活動を!!ニャンニャンnight!!

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青森でも地域猫活動を!!ニャンニャンnight!!
保護猫感謝デーと題して、先日2月22日に青森市ほき動物クリニックにて「ニャンニャンnight」が開催されました。


■青森が抱える保護猫問題の現状

昨年ひっそりとつくられた保護猫シェルター「こころしあわせプロジェクト」の主催で、譲渡された猫たちや里親さんが集まり、スライドで今の地域猫問題や猫たちの殺処分頭数、今後の課題や取り組みとしてできることの紹介など、ラフでありながらも真剣な情報共有の場となりました。

ドッグトレーニングや犬と楽しめるイベントなども増え、犬たちの譲渡率は年々上がり、殺処分頭数はここ10年で3分の1に減少しています。

昨年は猫ブームもあり、猫たちの譲渡率も上がってはいるのですが、しかしながら犬と比べると、猫たちを取り巻く状況はまだまだ厳しく、昨年度も1000頭近くの猫たちがこの青森県で殺処分となっているのが現状です。

「こころしあわせプロジェクト」は動物病院が併設している保護シェルターです。
昨年から猫の保護の状況をFacebookなどでオープンに公開し、前年度までの保護頭数を遙かに上回る猫たちがやってきました。

合計78頭。
そのほとんどが里親さんにもらわれていき、しあわせに暮らすことができています。

しかしその背後にはまだまだ気の遠くなるような殺処分頭数の数字があります。

せっかく思いがあり、保護活動や譲渡活動をしていても、後をたたない状況。

犬や猫の殺処分にかかる費用は全て私たちの税金から賄われています。
動物と暮らしていない人たちにとっても人ごとではない社会問題なはずなのですが、なかなかこの現状が伝わっていないのです。

望まれない命、絶たなければならない命なんてありません。
でもしうしなければならない問題があるのも事実。

ならばそんな絶たなければならない命を増やさないための取り組みをしていかなければなりません。

それがニャンニャンnightでも紹介された「地域猫活動」です。

■地域で猫たちを見守る「地域猫活動」

よかれと思い愛情から猫にえさを与える方がいらっしゃいます。
悪気があるわけではなく、猫への愛情やかわいそうにという思いから与えているのですが、そのことで猫たちが地域に住み着き、排泄の問題や縄張り争いの騒音、畑を荒らされるなどの迷惑行為もうまれてしまいます。

「あの人が猫にえさをあげているから」と地域住民の中でも摩擦が起ってしまいがちです。

えさを与えるだけではなく、まずは捕獲して避妊去勢手術を行うこと。
そして元の場所へ返し、決まった時間、決まった場所でご飯を与えるようにしていきます。

猫たちはいつどこでご飯にありつけるかを学習するので、決まった時間に決まった場所へ猫たちがあつまるようになり、その地域にいる猫たちがどのくらいるのかの把握にも繋がります。

さらに排泄の問題を少しでも改善するために、猫用のトイレも地域に設置していきます。

完全に猫の排泄の問題を取り去ることは難しいのかもしれませんが、ただえさを上げ続けることよりも遙かに迷惑行為は押さえられ、猫の迷惑行為に困っている地域住民の理解も得やすくなってきます。

これを地域住民、ボランティア、行政が一丸となり、取り組んでいくことが人と動物の共生を目指す社会づくりへとつながります。

排除ではなく、共生へ。

これは重要なキーワードで、おたがいの歩み寄りや協力がなければ成し遂げることは難しいでしょう。
犬だけでなく猫たちの問題も改善していける地域に青森がなっていけるよう、益々情報発信の場が必要と考えています。

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