今回は子育てサポートこももの主催で、東京から選択理論心理士のキム兄をお招きしてのママカフェが開催されました。
これまでも、弘前と八戸の2拠点で、3か月に1回定期開催されていたママカフェですが、こもものスタッフであり、キム兄のママカフェの価値を体感しているゆうちゃんの働き掛けで、青森市での開催がかないました!!
自分も救われた、役立つ良質な情報を多くの身近なママたちに届けたい!!
そんな純粋な思いが形になった、とても貴重な機会となりました。
ゆうちゃんの行動力に、私は感謝でいっぱいです♪
■乳幼児期からできる子どもの成長サポート
午前中のテーマとして乳幼児期からできる子どもの成長サポートという題で講演が行われました。
実際集まったママたちは小学校や中学校、高校と幅広い世代の子供を持つパパママでしたが、それでも役立つ内容が盛りだくさんでした。
特に今回は初参加の方が多かったので、ママカフェで大切にしている「自立と絆」についてしっかりとレクチャーがされていました。
「絆なくして自立なし!」と言っているように、どちらも大切な要素でありながら、叱ったり怒鳴ったりという支配や強制のない、コントトロールの少ない良好な関係がなによりも大切!!まだ言葉でのやり取りができなくても、たくさん話しかけ愛着を育みながら欲求を満たすということをベースに、自立へのサポートとして、「言いすぎない」「お世話はしすぎない」ということについても、わかりやすくたくさん教えてくださいました。
人生が変わったとまで言われるキム兄のママカフェは、スキルや手法にこだわらない、子育ての軸を掴むことのできる貴重な場です。
特に知識だけでなく、実践を大切にするものなので、繰り返しの学びが必要な、手間暇のかかるものでもあります。
私自身は結婚前に選択理論心理学やキム兄と出会い、これまで実践してきた積み重ねも感じています。
一筋縄ではいかない子育てだからこそ、繰り返し学びあえる場、そして確かな軸が必要だと改めて感じさせられました。
■どこまで厳しくしたらいいの?
午後のテーマは、以前弘前や八戸でも講演されていた「どこまで厳しくしたらいいの?悩めるパパママに贈る考え方のヒント」でした。
模造紙をテーブルの真ん中に置き、ワールドカフェ形式で行われていったのですが、それぞれのテーブルで、「そもそも厳しさとは?」「たたくのはよくない」「強度が問題?」「命に係わることは」「他人に迷惑をかけることがあれば」など様々な意見が飛び交いました。
「自分は子どもに厳しいと思う」という発言もあり、「でもそれってそれだけ愛情をかけているってことですよね?」とお伝えすると、涙しながら子供への関わりを振り返るママさんの姿も見受けられました。
それぞれに子どもへの厳しさとは。関係性を大切にしながらも、必要なことを伝えていくためには。を振り返った時間でした。
ワールドカフェ自体は、その内容をまとめるものではないのですが、キム兄がこのテーマに対して続けて行っていったことは「これまでの人生は優しいものでしたか?これまでの人生で苦しかった、厳しかったという体験があればシェアしてください」というものでした。
部活動が厳しかった。
就職した職場での人間関係が厳しかった。
受験が厳しかった。
様々にでてくるママたち自身の厳しいと感じた体験。
「私たち親が厳しくしなくとも、人生ってたくさんの厳しさであふれていますよね?」
どのママたちも大きくうなずいているのが印象的でした。
そう感じていながら、子どもがチャレンジしていたり、葛藤している時に手を出して、子どもが困らないようにとお世話をしすぎてしまうことにも、注意を促していました。
「現実からは厳しさを、親(人)からは優しさを」
最期にキム兄が伝えてくれたメッセージは多くのママたちの心にしみわたるものだったと思います。
叱ったり怒鳴ったり、たたいたり。
厳しくせっすることは手っ取り早く簡単です。
だからこそ弊害も多い。
不安や恐怖を与えることなく伝えたいことを伝えていこうとすれば、それはとても労力と忍耐が必要なことなのだと思います。
大切にしたい軸、様々な工夫、そして良い関係づくりと、自律をサポートするための実践。
手間暇がかかることが一番確かで、ゆるぎない本質であることにいつも気づかされます。
「愛は届いてこそ」
子どもをもつ親の愛が、そのまま愛として子どもに届くこと。
とても大切なことだな~と思います。
頑張っているママたちの気持ちがちゃんと報われるよう、私も微力ながらママの学vivaで、自分が役立ててきたことや、大切にしたいことをメッセージしていきたいと思います。